セメントと言えば建築材料には欠かせないものですが、ホームセンターなど一般に発売されているものは極端なアルカリ性で水質変化が激しく灰汁も多く出ますので生体には有害になります。
アクアセメントは水槽内で使えるよう材料を吟味し、pHが弱アルカリ性程度でモンモリロナイトなども配合された安全な製品となっています。さらにアク抜き剤や手袋まで付属しています。
付属:低PH乾性アクアセメント1.5kg、手袋、アク抜、説明書
(用意する物)
水270cc、タオル、バケツ
(手順)
・ライブロックはタオルで拭いて水気を取ります。
・紙コップなどで岩の台を作りレイアウトを仮組します。
・セメントを1袋入れて水を270cc注ぐ。
(数回に分けて作業すると楽です)
・接合箇所に本品を使用。
・約5分〜30分で硬化が始まり1時間程度で固まります。
(室温や注ぐ水の量、温度等で変動します。長く放置させると安心です)
(アドバイス)
デスロックや擬岩を使う場合は灰汁抜きを1日ほど行いベランダで数日放置させるとPHが安定します。(ビニールで覆って乾燥から守って下さい)
ホームセンターで売っている安いラッカー系の街スプレーで着色するとリアルにります。
岩に電動ドリルで穴を開けて透明のアクリル棒を挿すとサンゴが置きやすくなります。
土壌バクテリアを乗用すると立ち上がりが早くなります。
(注意事項)
・本製品による生体の死亡、白化、病気等の保障は致しません。
・混ぜる水の量が少なかったり、混ぜる水の温度や室温が高かいと硬化時間が説明より短くなる場合が有ります。(本番前に必ず硬化時間や使用感を確認してから使用してください。)
・施工後は水換えを小まめに行い水質検査もして下さい。
・淡水には使用しないでください。