『LED光源付き塩分濃度屈折計』です。 ※以下メーカーブログより。
今回は、以前の商品と違う部分をご紹介します。
まぁ、一目見て違うところはお分かりかと思いますが、
採光パネルに青いシートが張り付いているのがわかります。
この青いシートの黄色い丸ポッチを押すと....
仕込まれているLEDが光るようになっています。
そうです!光るんです。
察しの良い方ならもうお気づきでしょう。
今までの屈折計は、明るい光源がある場所で覗かないと、数値が確認できませんでした。
でも、これならそんな事しなくても暗い場所でも確認できます。
どんな場所でも、夜間でも大丈夫というわけです
明るすぎてもLEDの光は目にきますから、これくらいでちょうどいい感じです。
「夜間なら水槽の照明を光源にすればいいじゃないか。」と思う方もおられるでしょう。ですが、屈折計に使用する光源の色温度は太陽光と同じ5500K(ケルビン)昼白色でないと、正確な数値が計測できないのです。
理由は光の屈折率の変化で数値を割り出す器具なので、元となる光源の色が変わってしまうと同じサンプルでも屈折率が変わってしまうからです。
ですから、青い波長寄りの水槽用照明(7500K以上)、電球色の光(4500K以下)では、読み取りの数値が正しくないのです。
室内灯でいえば、昼白色蛍光灯が一番良いでしょう。(昼光色は少し青い)
この屈折計のLEDは、もちろん昼白色です。
あと、重要なんですが、明るい所で覗けば、ちゃんと今までみたいに数値は見えるので、そのまま普通に使えます。
LEDを光らせないと見えないわけではないのでご安心ください。
LEDは、黄色のボタンの下にある電池を押すことで、端子を接触させて光らせる至ってシンプルな構造(笑)
押し続けなければ光らせることはできませんが、指を離せば消えるので、消し忘れで電池が無くなってしまうこともありません。
この電池は交換できないので、電池が無くなったら採光パネルのユニットごと交換しなくてはなりませんが、メーカーによれば、電池は通常の使用で2年以上持つそうなので、あまり心配する必要もないと思います。さすがLEDですね。
ちろん電池が無くなっても、明るい所で覗けば通常の屈折計として機能します。